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# 恐ろしい行為を放置してきた国連
2020/01/21 03:03

 国連の人権高等弁務官事務所(OHCHR)は過去6年間、中国政府にチベットと新疆ウイグル自治区の人権活動家の情報を渡していた。
 
 12月15日放送の米国FOXニュースによると、かつて国連で働いていた
   エマ・ライリー氏
は米国上級外交官と下院議員に、OHCHRを非難する書簡を送っていた。
 
 ライリー氏によると、OHCHRは2013年以来
   中国政府の機嫌を取るため
に、国連会議に出席する予定のチベットおよび新疆の人権活動家の情報を提供し続けていたという。

 ライリー氏は「この恐ろしい行為」を止め、関連する責任を調査するよう国連に要請していたが、韓国出身の潘 基文(在任期間 2004年1月17日 - 2006年11月10日)が国連事務総長に就任していた期間を始めとして、ほぼ7年間、国連は行動をとることを拒否したと批判した。

 ライリー氏の報告によると、名前が漏えいした人々にはチベット人とウイグル人の活動家が含まれ、その一部は米国市民またはグリーンカードを持つ住民も含まれていたとのこと。

なお、ライリー氏はこの重大な人権問題を暴露したため、報復に遭ったと述べ、ライリー氏のキャリアは打ち砕かれたと続けた。

 ライリー氏は2017年、一部のメディアを通じて同様の告発を行ったが、高い注目を集めることはなかったという。

 国連人権理事会のスポークスマン
   ローランド・ゴメス氏
は、ライリー氏の主張を否定し、OHCHRは人権擁護者の名前を国連安全保障理事会に決して開示しないと続けた。

 ただ、ライリー氏は、国連人権理事会は嘘をついていると批判したうえ、この問題を暴露し続けることを主張しているという。
 
 

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