米華字メディアの多維新聞は、今年5月のフランス新内閣発足後、外相として初めて中国を訪れた
　　　ルドリアン氏
は24日、王氏と会談した。
　その後の共同記者会見で、ルドリアン氏が、北朝鮮の
　　　核・ミサイル開発
と米韓両国の
　　　大規模軍事演習
を同時に停止するという中国の提案を
　　　「効果的な方法とは思わない」
と指摘したところ、王氏は、ルドリアン氏をにらみ付けたうえ「中国の提案は多くの国の理解と支持を得ている」と反論した。
　
　また、他に良い方法があるならありがたく拝聴するとまくし立てた。
　
　さらに、ルドリアン氏が再び否定的な考えを示し始めると、王氏は「皆さん、まだご飯を食べていないでしょう。ここで終わり」と記者会見を一方的に打ち切った。

　
　当然のことだが、中国政府に不都合な内容の報道は規制対象となっている中国では中国中央テレビのニュースサイトなどでは、中仏外相会談に関する報道について、この「不協和音」については触れることはなかった。
　
　

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