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# エフ・ホフマン・ラ・ロシュ
2010/02/19 01:00
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ
 (F. Hoffmann-La Roche, Ltd.)

 本  社  バーゼル(スイス)

 世界的な製薬・ヘルスケア企業
 フリッツ・ホフマン・ラ・ロシュによって1896年に創業
 その後、ロシュ社はビタミン剤の生産で基盤を築いた。
 
 持株会社ロシュ・ホールディング(Roche Holding AG)がグループ企業を統括し、各国の現地法人への出資はオランダのマイドレヒトに置いた中間持株会社

   ロシュ・ファームホールディング・ビー・ヴィ
             (Roche Pharmholding B.V.

を通じて行っている。
 
 日本には1924年に現地法人「エヌ・エス・ワイ合名会社」を設立して進出(現在の日本ロシュ株式会社)した。
 2001年12月、中外製薬との間で日本国内の医薬品事業の統合を柱とした包括的業務提携を提携、翌2002年にロシュ・ファームホールディングを通じて株式公開買付けを行って中外製薬を買収、同年10月には医薬品事業の日本法人であった日本ロシュを中外に合併した。 

 1997年には試薬大手の独ベーリンガー・マンハイム社を買収・統合している。

 

 1957年にベンゾジアゼピン系抗不安薬クロルジアゼポキシド(商品名「リプリウム」、日本における商品名「バランス」)を、続いて抗不安薬の世界標準となるジアゼパム(商品名「ヴァリウム」、日本における商品名「セルシン」)を開発・発売した。
 また、1990年代以降は抗癌剤に注力を始めた。

 インフルエンザ治療薬オセルタミビルの特許を持つ米国の製薬会社ギリアド・サイエンシズ社より1996年から2016年までの製造専売特許を取得

   商品名 タミフル 

を販売、2000年代の主力商品となっている。
  

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