米国の調査会社ＥＰＦＲグローバルが電子メールで配布した資料によると、新興市場株式ファンドへの資金流入額は今年
　　　843億ドル（約７兆1000億円）
に達し、過去最高だった昨年の833億ドルを上回ったことを明らかにした。
　欧州の債務不安を受けて先進国ファンドから資金が新興国株ファンドに資金がシフトしていると見られる。→ ranking
　新興市場株式投信は11月24日終了週の資金流出入が24億ドルの純流入となり、世界の株式投信全体では40億ドルの純流入だった。
　また、債券投信は７億 3500万ドルの純流出で、米国の投信は2008年10－12月（第４四半期）以来の２週連続の純流出となった。→ ranking
　
　なお、中国株式投信は９月半ば以降で最高の週となった模様で、中国本土に香港・台湾を含めた経済圏の株式投信の資金流入は11週連続でプラスとなった。
　インド株式投信は汚職捜査が響き、７月初め以降で最大の資金流出に見舞われた。 → ranking
　
　　　

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