マーク・ティンカー氏の発言
　　　グローバル・エクイティ・ポートフォリオマネジャー
　　　　　　　　　　　　（資産運用会社アクサ・フラムリントン）
　仏保険会社アクサの傘下あるアクサ・フラムリントンでは米国債相場が政策金利がゼロ付近にあることに乗じて銀行が持ち高を増やしたことで膨れ上がったが
　　　　　高レバレッジ
の市場参加者が持ち高を解消すれば、債券市場のバブルがはじける見通しが強く、投資資金を株式に向かわせることになろうとみている。 → ranking
　同社の運用資産は世界で300億ドル（約２兆5300億円）。
　
　投資家が債券に魅力を感じているのは、相場が上昇していることのほか、世界的な成長鈍化リスクに備える必要があるためだ。 → ranking
　
　米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が、金利抑制のために米国債や政府機関債を購入する量的緩和措置を続けなければ、債券は売り込まれる恐れがあると述べた。
　必要に迫られた買いや値上がり益狙いの買い、そして大幅なレバレッジが相まって、債券はバブル状態にあると指摘した。 → ranking
　　　
　これは株式相場が反発することを意味するとの見方を示した。
　アクサ・フラムリントンは、投資資金の一部が先進国より成長率が高い新興市場に関連した株式に移るとみている。　 → ranking

[0回]