2008/03/02 07:00
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(ANSA通信、などが報道 1日) イタリアの捜査当局は、中国から輸入されたステンレス鋼材に人体に有害な放射性物質 コバルト60 が含まれていたとして、鋼材約30トンを押収、捜査を開始したと発表した。 捜査当局は混入の経緯を明らかにしていない。 イタリアメディアは中国での製造段階で誤って混入した可能性があると報じている。 鋼材は煙突や貯蔵タンクなど主に工業製品用で、ナイフやフォークなど生活用品には使われていないとしていることから、この混入による一般市民への影響はなかったようだ。 当局は国際刑事警察機構(ICPO)と協力し、中国の製造業者やイタリアの輸入元などを調べるとみられる。 鋼材は昨年5月、北西部リグリア州の港に到着。その後、製品化のためイタリア全土の工場などに運ばれ、一部の製品は既にクロアチアやトルコなどに輸出された。 PR |
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