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# 「リスク回避姿勢が強まった環境では、資本移動は制限され影響を受ける
2010/11/29 20:14
 ポール・マーシャル、イアン・ウェイス両氏が創設した英国の資産運用会社の
    マーシャル・ウェイス
が運用する2つのグローバル金融ファンド
  マーシャル・ウェイス・グローバル・フィナンシャルズ・エマージング・グロース・ファンド
  マーシャル・ウェイス・グローバル・フィナンシャルズ・マーケット・ニュートラル・ファンド
は、インドの銀行株の上昇を見込んだ投資を減らした。
 一方では、米国金融機関大手のシティグループと中国保険株の保有を増やしている。ranking
 
 欧州債務危機は拡大すると予想、ギリシャとアイルランドが欧州連合(EU)に救済支援を要請したことを受け、欧州債務危機がポルトガルやスペインに波及する恐れがあるなか、マーシャル・ウェイスの金融ファンドは運用ポジションを変更している。
  
 マーシャル・ウェイス・グローバル・フィナンシャルズ・エマージング・グロース・ファンドは、今年1-10月に18%のリターン獲得に貢献したインドの銀行株について
    買いと売りの持ち高を差し引きゼロ
に引き下げた。ranking
 
 調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)が算出するHFRファンド加重平均総合指数の同期間のリターンは7%であった。
 
 危機の拡大は、経常収支赤字の穴埋めを資本流入に頼る
   インドやブラジル、オーストラリア
を含む国々の株価に悪影響を及ぼしかねないと予想しているという。  

 
 2つのグローバル金融ファンドで保有する個別銘柄の中ではシティ株が最大となっている。
 ただ、保有規模は明らかにしていないがマーケット・ニュートラル・ファンドの1-10月のリターンは8.5%だったという。 ranking

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