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2007/10/31 05:00
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ウォールストリート・ジャーナル(WSJ 30日) グレッグ・イップ記者の署名記事 (著名な米連邦準備制度理事会(FRB)ウォッチャー) (概 要) 米連邦公開市場委員会(FOMC)が30-31日開催されるが、利下げは確実ではないと報じた。 一部の市場関係者の間では50bp利下げが期待されていたが、市場関係者の見通し通りの政策決定を下すことは FOMCメンバーの目標ではない としている。 今回のFOMCでは、FOMCメンバーにとっての選択肢には 25bpの利下げか据え置き という見方が一般的だ。 もちろん市場が不安定な状態で市場予想に反する政策を決定した場合、市場に打撃を与えかねない。 一方、利下げはインフレ期待を高めるリスクが高い。今回の決定は、いずれにしても 諸刃の刃 と言えるだろう。 しかし、どちらにしても声明文で調整しバランスを図ると考えられる。 市場の見方どおりの利下げを決定した場合は景気鈍化のリスクは後退したと指摘し、利下げ継続の見通しを緩和させる内容となる。 また、成長リスクはインフレリスクと同等と評価することも考えられる。一方で据え置いた場合は、成長リスクを強調し利下げの余地を残すとみられる。 いずれにしても詳細が明らかになるのは3週間後の議事録、FOMCメンバーが重視する見通しが示されるだろう。 PR |
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