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2007/10/31 05:11
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オーストラリア農業資源経済局(ABARE)の発表(30日) 豪州は世界第2位の小麦輸出国であるが07/08年度の小麦収穫量見通しを 1210万トン (前回 1550万トン) に下方修正した。 この引き下げで6月の見通しに示された2250万トンから2度目の下方修正となる。 なお、例年の収穫量は2500万トン前後を維持していたが10 -12月期も継続すると予想されている旱魃の影響によって、豪州の小麦収穫は当面回復を見込めない状態となった。 また、こうした旱魃の影響は穀物の不作を引き起こし飼料価格の上昇というかたちで食肉・酪農分野にも影響を与えて始めている。 ただ、豪GDPへの影響は順調な鉱業分野の後押しもあり限定的となるとと見られている。 一方、一次産品価格の高騰は避けられず、引き続き食料品価格の高騰、高止まりは継続されることになりそうだ。 酪農製品価格や穀物価格は第3四半期消費者物価指数(CPI)を押し上げる要因の一つであっただけに、今後も豪州の天候状況には注意する必要がありそうだ。 PR |
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