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# ウォラーFRB理事が大幅利下げを支持した理由はインフレの減速
2024/09/23 05:02
 米連邦準備制度理事会(FRB)の
   ウォラー理事
は20日、経済専門局CNBCとのインタビューで、「私がやや懸念しているのは、インフレが想定以上に軟化しつつあることだ」と話した。
 
 また、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.5ポイントの利下げを自身が支持したことについて、好ましいインフレデータが理由であり、労働市場を巡る不安ではないと述べた。
 
 ウォラー氏はFRBが重視するインフレ指標の個人消費支出(PCE)価格指数は、過去3カ月の伸びが年率ベースで1.8%未満にとどまったと見積もっていると明らかにした。
 当局目標の2%を下回る水準だ。
 
 FOMCは9月17-18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定。米労働市場の回復を目指した政策シフトで積極的なスタートを切った。
 
 景気が想定通りに進展すれば、11月と12月に開かれる今後2回の会合でそれぞれ0.25ポイントの利下げを支持する可能性が高いと続けた。
 
 また、「労働市場のデータが悪化する場合、あるいは誰もが想定していた以上にインフレデータが軟化し続ける場合は、より速いペースで行動する可能性もある」とし、インフレが再燃すれば、利下げを見送る要因になり得るとも付け加えた。
 
  

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