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# 鉱山ブームが終焉?
2013/06/04 05:40
 オーストラリアの元政府アドバイザーでオーストラリア国立大学(ANU)で教授を務める
   ロス・ガーナー氏
は2日、チャンネル9の番組で
   鉱山ブームが終焉
を迎える中において、サービスや観光、製造業といった資源以外の輸出業界が回復させ、経済競争力を取り戻すためには
   豪ドルの40%下落
が必要となるかもしれないと指摘した。
 
 ガーナー氏は同番組で「できるだけ早期に実質為替レートの低下が必要だ」と指摘した。
 大幅な下落が始まれば、やや遅れて資源以外の輸出業界への投資が再開されるだろうと述べた。
 
 豪ドルは過去10年間、世界の主要通貨の中で最高のパフォーマンスを誇っていた。
 
 同氏は1980年代にホーク豪首相(当時)の経済アドバイザーを務めた経歴を持つ。
 
 豪ドルは5月に7.7%下落した。 
 
 オーストラリア準備銀行(中央銀行)は通貨高で打撃を受けた輸出業者や小売業者を支援するため、政策金利を過去最低水準に引き下げている。
 
  
  
ひとこと

 資源国であるオストラリアから資源輸出が低調で開発が終焉を迎えると言うことは資源を求める企業の活動が低下していることになる。
 こうした資源需要の低下は世界経済が悪化し、経済が困窮化していることを意味するだろう。
 世界経済の悪化が起これば地政学的意味から考えればオーストラリアの輸出先との距離を埋めるだけの価格競争力が確保できるかどうかは疑わしい。
 
 
  
 
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