2012/07/07 05:21
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欧州連合(EU)の当局者はメディアの取材で6日、匿名を条件に、スペインの 銀行救済プログラム ではスペインの 政府機関を経 して資金が供与されると述べた。 また、恒久的な救済基金である5000億ユーロ規模の 欧州安定メカニズム(ESM) については、ドイツとイタリアでの政治的および法的な論争の影響で、稼働開始がこの夏にずれ込んでいると説明した。 欧州首脳は銀行への直接的な資本注入で合意、来週、EUの財務相らが承認、7月末までに正式な覚書への調印が行われるが、スペインの金融システムに2013年半ばまでに 最大1000億ユーロ(約9兆7800億円) の注入が必要になるがESMによる銀行への直接資本注入が承認される可能性は低いと指摘した。 また、9日に予定されている ユーログループ (ユーロ圏財務相会合) の会議では正式な決定が出ることはないとも語った。 この会議ではギリシャの救済条件緩和や、ロシアが軍事戦略的な意味から触手を伸ばすキプロスによる銀行支援要請についても話し合われる。 スペイン政府はバランスシート上の債務を増やさずに済むが、実現にはユーロ圏の銀行のための 単一の監督メカニズム の構築がまず必要になる。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 人気ブログランキングへ ひとこと 欧州の信用不安がなかなか後退しないようだ。 PR |
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