世界貿易機関（ＷＴＯ）が21日電子メールで公表したところによると、日本と米国はそれぞれ、アルゼンチンをＷＴＯに提訴した。
　
　日米は、アルゼンチンの
　　　輸入許可制度
が輸入制限に当たりＷＴＯのルールに違反していると主張した。
　
　日米両政府はアルゼンチンの（輸入許可制度）措置はモノの輸入を制限し、輸入品と国産品とを差別するものだと主張した。
　アルゼンチンの措置はＷＴＯ協定の下で正当化されるいかなる措置とも結びついているようには見受けられないと主張した。
　ＷＴＯの紛争解決手続きに基づき、当事国政府は問題解決に向けて
　　　最低２カ月間協議
を行う。
　これが決裂した場合、日米は一審に当たる
　　　紛争処理小委員会（パネル）の設置
をＷＴＯに要請できる。
　
　　
　
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