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# 太陽系外惑星の大気中に水蒸気が存在することを初めて確認
2019/09/17 05:17

 英科学誌ネイチャー・アストロノミー(Nature Astronomy)に11日
   ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)
内にある太陽系外惑星の大気中に水蒸気が存在することを初めて確認したとする論文が発表された。

 この論文によると、この惑星「K2-18b」は質量が地球の8倍、大きさが地球の2倍で、液体の水が存在できるハビタブルゾーン内で恒星の周りを公転している。

 K2-18bは、米航空宇宙局(NASA)の「ケプラー宇宙望遠鏡」が発見した数百個の「スーパーアース(巨大地球型惑星)」の一つ。
 
 これまで4000個余り見つかっている太陽系外惑星のうち、岩石でできた表面と水を含む大気の両方を持つことが確認されたのはこの惑星が初めて。


 水蒸気の正確な量は明らかではないが、コンピューターモデリングでは濃度が0.1~50%であることが示された。
 一方、地球の大気中の水蒸気濃度は南極・北極の上空で0.2%、熱帯地方で最大4%だ。

 ただ、K2-18bは、約110光年離れた天の川銀河(Milky Way)内のしし座にある
   赤色矮星の周りを公転
しており、有害な放射線を地球よりも多く浴びているとみられている。


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