2015/09/22 05:52
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米国のパイプライン運営会社 エナジー・トランスファー・エクイティ は同業のウィリアムズに対する9カ月にわたる買収合戦を近く制する見込みと事情に詳しい複数の関係者がメディアの取材で明らかにした。 この情報が非公開であることを理由に関係者が匿名で語った。 両社の協議は進展した段階にあり、今後1週間半以内に合意が発表される可能性があるという。 ウィリアムズは6月、エナジー・トランスファーの一方的買収提案をいったん拒否した。 この関係者によれば、合意はまとまっておらず、交渉が決裂することもあり得るという。 16日の米株式市場で、ウィリアムズの株価は前日比5.3%高の45.86ドルで終了した。 一時は46.44ドルと、買収提案が公表されて以来の高値を付けた。 また、エナジー・トランスファーは1.7%高の25.74ドルだった。 買収が実現すれば、原油・天然ガスの輸送・処理向けインフラ運営で世界最大の企業が誕生する。 6月買収案で発表された資料によると、エナジー・トランスファーはウィリアムズに1株当たり64ドル、総額約480億ドル(約5兆8000億円)規模の買収を提案していた。 債務継承分を含めれば買収額は約530億ドルという。 当初提案の条件が変更されたかどうかは分かっていない。 PR |
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