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# 内燃機関自動車は2025年までにEVやPHVなどに置き変わり、販売される自動車の半分未満に減少
2018/01/17 19:20

 自動車業界の重鎮の一人でフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の最高経営責任者(CEO)
   セルジオ・マルキオンネ氏
は自動車の動力や運転、購入はこれから劇的に変化するため、メーカーがコモディティー化しないよう自らを再構築するのに残された時間は10年もないと警告する。

 マルキオンネ氏は、電動化や自動運転、ライドシェアを巡る技術進化によって消費者の自動車購入が向こう6ー7年以内に変わるとみている。
 
 
 今週の北米国際自動車ショーを前に、デトロイトでインタビューに応じた。
 業界は名声を保つプレミアムブランドと、テスラやグーグルのウェイモといった新興勢力からの猛攻撃に苦戦する単なる輸送車メーカーといった複数セグメントに分裂するとの予想を示した。

 また、業界の将来について語り、金融危機時の米国の
   ゼネラル・モーターズ(GM)
   クライスラー
の経営破綻など過去に起きた問題は自らが招いたものだが、現在の混乱は業界外の勢力によるもので、変化は想定以上のペースで進んでいると説明した。
 
 なお、内燃機関自動車は2025年までに、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車に置き換わり、販売される自動車の半分未満に減少すると予想した。
 
 

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