2012/11/06 05:57
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米国の証券会社 ロッチデール・セキュリティーズ は、アップル 株の未承認取引で損失を出し、経営存続を目指した協議を進めていることが明らかになった。 協議は公になっていないとして匿名を条件にメディアの取材で語った両関係者によれば、ロッチデールは5日中にも合併もしくは出資受け入れを発表する公算があるという。 なお、存続に向けた協議は破談となる可能性もあると述べた。 関係者によれば、ロッチデールの最高幹部らは出資の見込みのありそうな投資家に対し、あるトレーダーが10月、承認を得ずにアップル株を7億5000万-10億ドル(約600億-800億円)相当購入したと伝えた。 同株はその後、価格が下落し、ロッチデールの損失に対する緩衝材としての資本が毀損したとしている。 規制当局への届け出によれば、ロッチデールの昨年末時点での資本額は344万ドルしかない。 ロッチデールはBNYコンバージェックス・グループなど競合する証券会社を含む投資家に接触しているという。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 ![]() 人気ブログランキングへ ひとこと 多くの金融機関が倒れる原因は権限の無い者が無節操に取引を行なえる環境が存在しているためだ。 こうした不正な取引を止める仕組みがあっても多くは承認を受けるといった人に頼ったシステムで、承認を受けずに行なう悪意が働いておればとめることなどできないのが問題だ。 物理的にチェックが働くような仕組みでなければ問題は今後も続くだろう。 取引の電子化がすすんだことで途中のチェックに人が介在しなくなることでチェックされずに巨額の取引が出来てしまうシステムの自動化にも問題がある。 ユキビダス社会は便利は便利だが、悪意が介在した場合には不便な場合よりも莫大な費用が生じて姉妹後戻りできないことを知るべきだろう。 PR |
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