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2010/10/17 04:54
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米国の自動車大手 フォード・モーター(情報) が保有しているマツダ(7261)の株式を住友商事(8053)など国内の取引先が引き受けることで話を進めていることが16日、関係筋が明らかにした。 フォードのマツダへの出資比率は数%程度まで引き下がる見通し。 フォードは現在、マツダ株を約11%保有する筆頭株主となっており、年内にも正式決定する方向で調整が進められる見通しという。 海外ではタイや中国などで合弁生産を行うなど、生産面でも協力関係にある。 8月にはタイ合弁に3億5000万ドルを投資し、モデルチェンジした小型ピックアップトラックの生産を2011年半ばから始めると発表した。→ ranking タイに対する両社の長期的なコミットメントを確認したばかり。 一方では中国で重慶長安汽車と運営してきた 3社合弁の合弁形態を再編すること を中国政府に申請している。 フォードは保有するマツダ株を売却し、マツダの筆頭株主から外れることで、急成長する中国でのビジネスの自由度を高める思惑があるとみられる。→ ranking フォードは1979年、マツダに25%出資。以来、同社の筆頭株主となり、96年に出資比率を33.4%に引き上げた。 08年の金融危機後、フォードは経営不振に陥り、保有するマツダ株を約20%売却、その後のマツダの増資などもあり、現在のマツダへの出資比率は約11%まで低下していた。 今回のフォードによるマツダ株売却は、業界再編のきっかけになる可能性もある。→ ranking PR |
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