サンタンデール銀行（スペイン最大の銀行）の2009年10－12月（第４四半期）決算は

　　　　　13％増益

となった。

　イギリスとブラジルで利益が伸びたほか、株式売却で得た利益で不良債権増加の悪影響を和らげた。　　

　純利益は22億ユーロ（前年同期　19億4000万ユーロ）に増加じた。

　同行は、競合行が傷んだバランスシートを修復して市場シェアを縮小している英国や、来年にも利益への寄与度で最大の市場となる可能性があるブラジルで利益を伸ばした。

　ブラジルでの15億ユーロの株式売却を含む一時的な利益を利用して、同行の財務を強化している。　　

　不良債権関連経費は22億8000万ユーロ（前年同期　19億3000万ユーロ）に増加した。

　不良債権比率は3.24％と（昨年９月時点　3.03％　１年前の2.04％）に悪化した。
　　　　

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