2018/01/10 05:58
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米国のインテルなどのチップに関連した セキュリティー上の重大な欠陥 が見つかった問題で、インテルの ブライアン・クルザニッチ最高経営責任者(CEO) は8日、業界各社の「素晴らしい協力」による対処で影響は抑えられていると明らかにした。 この問題は、米国のグーグル(Google)の調査チームが、インテルやAMD、ARMのチップを搭載した機器や、それらを動作させる基本ソフト(OS)の脆弱性を悪用されるとメモリーに保存された パスワード 暗号化キー などの機密情報を権限のない人物に読み取られる恐れがあると指摘した。 この問題についてクルザニッチ氏は、米国のラスベガスで9日に開幕する家電見本市 「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」 を前にした基調講演の中で説明するという異例の手段をとった。 これまでのところは各CPUに存在する脆弱性「メルトダウン(Meltdown)」や「スペクター(Spectre)」から情報が漏れたとの報告はないと述べたうえ、現状を保つべく絶え間ない努力を続けていると続けた。 さらに、脆弱性問題の解決に向けて多くの同業社が協力したことを「実に素晴らしい」と称賛した。 顧客情報の安全確保はインテルにとっても業界全体にとっても最重要事項だと強調した。 また、修正アップデートについては、インテル製品の約90%で近日中、残りの製品も今月末までに可能になると説明したうえ利用者に早急にアップデートしてほしいと呼び掛けた。 |

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