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2006/08/04 05:33
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トリシェECB総裁の発言(3日) 場 所 フランクフルト 要 件 ECBの定例会議後の記者会見 (発言概要) われわれの基本シナリオが確認された場合、現在の金融緩和基調を徐々に解除させるのが正当化される。今後の追加利上げも示唆した。 インフレ率は過去1年半にわたりECBの目安(2%をやや下回る水準)を上回る水準が続いている。 通貨供給量の伸びも3年ぶり高水準に接近した。原油価格は過去最高水準付近で推移し、経済成長も6年ぶり高水準に達する勢いとなっている。 利上げの決定は中期的な物価安定の上振れリスクを反映している。利上げは中・長期的なインフレ期待を物価安定に沿った水準にしっかりと固定させることに貢献するだろう。 ただし、総裁は今回の会見で、これまで利上げ前にその示唆として使用していた「警戒」という表現を避け、「あらゆる物価動向を非常に注意深く監視し続ける」との言及にとどめた。 PR |
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