オーストラリアの2013年10－12月（第４四半期）の経済成長率はエコノミスト予想を上回った。
　
　家計支出と輸出の伸びが寄与した。

　
　豪州統計局が５日発表した第４四半期の国内総生産（ＧＤＰ ）は前期比＋0.8％(前期＋0.6％)に加速した。
　
　エコノミストの予想では0.7％増が見込まれていた。

　
　豪準備銀行（中央銀行）は11年終盤から昨年８月までに計2.25ポイントの利下げを実施し、政策金利を過去最低の2.5％に設定した。
　
　
　住宅価格上昇や住宅建設許可件数の増加につながった。
　
　
　豪中銀は資源主導の成長からのシフトを推し進めようとしており、昨年終わりには輸出業者を支援するため口先介入で通貨押し下げを図っていた。

　

　第４四半期ＧＤＰは前年同期比＋2.8％に増加した。
　エコノミストの予想では2.5％増だった。
　
　
　項目別では家計支出が前期比0.8％増加し、ＧＤＰを0.4ポイント押し上げた。
　
　
　　　
　　
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　輸出は2.4％増で、ＧＤＰへの寄与度はプラス0.5ポイントだった。
　
　機械・設備投資は8.8％減少し、ＧＤＰの伸びを0.4ポイント押し下げた。

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