米国商務省が10日発表する2009年12月の貿易赤字は輸出が８カ月連続で伸びたため縮小するとの予想が強まっている。

　ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関78社を対象に実施した調査の予想値で昨年12月の貿易赤字は

　　　　　358億ドル（11月　364億ドル）

に縮小したと見込まれる。

　新興国経済のより速いペースでの成長に加え、米国製品の競争力が米ドルの下落によって高まり、海外での売り上げを押し上げていることから製造業の回復が一層強まる可能性が強まっている。

　米国の輸出は順調に拡大していくことが期待され、米国経済の回復を反映し、輸入も急速に伸びていると語った。

　　　　

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