英国の金融大手ＨＳＢＣホールディングスの
　　　スチュアート・ガリバー最高経営責任者（ＣＥＯ）
は16日、ロンドンでの会議の場で、本社をどこに置くかについての決定が当初計画よりも遅い2016年になってからとなる公算が大きいことを明らかにした。

　
　ガリバーＣＥＯは本社に関する見直し完了は「来年にずれ込むかもしれない」と述べ、「取締役会が決定に満足するのにどれぐらいの時間を要するかに左右される」と説明した。
　
　同行はこれまで、15年中に決定する方針を示していた。

　
　本社をロンドンから移転すべきか検討するにあたり、ＨＳＢＣは６月に少なくとも11項目の基準を設定した。

　
　これには将来の経済成長や長期の安定性、税制などが含まれる。
　また、決定について株主と規制当局の承認が必要になる可能性もあるとしていた。
　
　

　
　

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