2024/09/17 04:55
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米株式市場では13日、USスチールの株価が今年最高の上昇率を記録した。 ワシントン・ポスト(WP 米紙)はバイデン米大統領が 日本製鉄による買収を直ちには阻止しない方針 だと、この事情に詳しい関係者3人の話を基に報じた。 報道によれば、そうした買収阻止の決定が短期で下される可能性は低く、11月の大統領選挙後まで起こらない可能性があることを、この関係者は示唆しているという情報が市場に流れ出た。 USスチール株は一時10%高と、取引時間中として昨年12月18日以降で最大の上昇となった。 同日には日鉄による買収が初めて発表されていた。 だが、ニューヨーク時間午後1時ごろには5%高まで上げが縮小した。 ホワイトハウスのシャーマ報道官は、計画に変更があったとは認めず、買収判断を巡る発表は差し迫っていないと発言した。 「USスチールは米国の鉄鋼会社であり続け、国内で保有・操業されることが極めて重要だというのが大統領の立場だ」と続けた。 こうした事情に詳しい関係者が先週語ったところによると、バイデン大統領は 対米外国投資委員会(CFIUS) の審査結果が届き次第、買収を阻止する準備を進めていた。 11日時点で、CFIUSの審査はまだ継続中だった。 なお、CFIUSの現在の判断期限は9月23日だが、延長されれば決定が選挙後にずれ込むことになる。 シャーマ報道官は「大統領は国内鉄鋼労働者に対し、あなた方を守ると言った。その発言は本気だ」と説明した。 また、「先週明らかにしたように、CFIUSからは何の勧告も受け取っていない」と続けた。 PR |
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