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# 調査結果
2006/10/31 20:48
 米国連邦準備制度理事会(FRB)の調査結果

 米国で営業する銀行の過半数が

    06年第3Q期に米住宅ローン需要が低下した

との認識を示した。

 需要後退は2四半期連続だった。また、約25%が商業用不動産ローン需要も低下したと回答した。約45%は消費者ローン需要も低下したと回答している。

 一方、商工用ローン需要はほぼ横ばいだったようだ。

 FRBは四半期ごとに銀行の上級融資担当者を対象に調査しており、今回の調査は10月に実施した。

 今回の調査では、住宅ローン需要が前の四半期に比べ後退したと回答したのは約60%で、同割合は7月の調査からほぼ横ばいだった。

 商工用ローンの動向がM&A(企業の合併・買収)の急増を反映しているかどうかについての質問を追加した。
 それによると、M&Aを目的とした商工向け融資資産は「総じて大きくはなかった」という。
 

  調査は米銀55行と外国銀行17行を対象に行った。米銀の約半数と外銀米支店の60%が、M&A向け融資の割合が過去1年に増えたと回答した。米銀の約15%はM&A向け融資の審査基準を厳格化した。これに対し、外銀の約 25%は基準を緩和した。

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