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# アディダス
2010/07/28 06:01
アディダス
   (adidas)
 世界ブランドとなっているドイツのスポーツ用品メーカー

 靴職人の息子として1900年 創始者である
    アドルフ・ダスラー
がドイツ・ニュルンベルク近郊のヘルツォーゲンアウラッハで誕生、 1920年 ドイツ・ニュルンベルク近郊のヘルツォーゲンアウラッハで、兄ルドルフ・弟アドルフのダスラー兄弟が、靴製造の会社
     ダスラー兄弟商会
を設立した。
 主にルドルフが販売、アドルフが生産を担当したが1948年 兄弟との意見対立によりダスラー兄弟商会を解消、アドルフはアディダス社を設立した。
 アディダスとはアドルフの愛称「アディ」と「ダスラー」をつなげたものといわれている。

 なお、兄ルドルフはRUDE社を設立、これが翌年、プーマ社となった。

 
 1965年 テニスシューズ「ハイレット」を発表した。これが後のスタン・スミスとなる。
 1970年 オールレザーのバスケットシューズ、「スーパースター」発表した。
 1970年以降、アドルフの息子であるホルスト・ダスラーが実権を握り、スポーツ広告代理店ISLを電通と共同で設立し、フアン・アントニオ・サマランチ(第7代IOC会長)やジョアン・アヴェランジェ(第7代FIFA会長)、プリモ・ネビオロ(第4代IAAF会長)らといったスポーツ界の大物達と太い人脈を持った。

 その後、近代オリンピックやFIFAワールドカップといった大規模なスポーツイベントの商業化に大きな影響を与えることとなった。
 また、これによりスポーツ界全般においても大きな力を持つようになり、アディダスは売上高で世界一のスポーツ用品メーカーとして事業を拡大した。
 
 1987年 4月10日ホルスト・ダスラーが病死し、アドルフの娘たちとホルストの息子たちとの間での経営権争いもあり、アディダスの経営は迷走を始めた。

 ナイキ、リーボックに次ぐ業界3番手に転落していた1990年にフランス人実業家ベルナール・タピが株式の過半を取得、経営権を握ったことによりダスラー家とアディダス社との資本関係はほぼ消滅した。

 1993年 銀行団主導でフランス人実業家ロベール・ルイ・ドレフュスが経営権を握った。
 ドレフュスのもとでアディダスは黒字化、復活を果たした。
 
 1997年 ウインタースポーツ用品メーカー、サロモンを買収し、世界ナンバー2のスポーツ用品メーカー、アディダス-サロモングループになる。

 2005年 リーボック株を取得し、リーボックをグループに加えた。
 同年10月25日、フィンランドのスポーツ用品メーカー、アメアスポーツコーポレーションにサロモン部門を売却した。

    



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