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# フランステレコム 欧州資産を減らし、成長ペースが速いアフリカや中東に経営資源を集中
2011/12/25 07:07
 フランス最大の携帯電話事業会社
   フランステレコム
は、スイスの携帯電話部門
   オレンジ・スイス
を英国の投資会社
   エイパックス・パートナーズ
に16億ユーロ(約1630億円)で売却することで合意した。
 なお、売却に際してはスイス当局の承認を必要とするという。
フランスの経済エリート―カードル階層の雇用システム フランスの上層ホワイトカラーはカードルと呼ばれる。グランドゼコールを中心とする教育システムのなかから生み出されるカードル。その雇用システム、機能と役割などの解明は、日本のホワイトカラー上層の今後を考えるうえで、示唆するところが大きい。
     
 欧州では、少なくなった新規の顧客を複数の電話会社が奪い合っており、フランステレコムは欧州資産を減らし、成長ペースが速いアフリカや中東に経営資源を投じるという
 
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ひとこと
 利益の拡大が望めない事業をいつまでも手元に持っているのではなく、売却で利益が出る時期に資金を手に入れ次の事業への資金配分を行うのが経営だ。
 日本の経営者を見れば、リストラをしているつもりのようだが、戦略的なものではなく単なる事業の縮小だけで、次の一手を考える能力が欠如している。
 
 ジリ貧経営者が多く、財務のプロを自認する金融機関からの出向者が数値を追うだけで経営という能力もないことがそうした企業の不幸につながっている。
 
 海外の金融機関と比較すれば、投資対象の査定能力が日本の金融機関の人員が少なく揃っていないため、人的資質が向上できないのが問題の一端にある。
  

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