スペイン２位の銀行、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行（ＢＢＶＡ）の４－６月（第２四半期）決算は、国内市場の落ち込みをトルコでの投資収益が一部補ったことで利益が市場予想を上回った。
　
　同行の28日の監督当局への届け出によると、純利益は
　　　　11億9000万ユーロ（約1300億円）
と、前年同期の12億9000万ユーロから減少した。
　なお、事前のアナリス予想の10億9000万ユーロは上回った。→　ranking
　
　ＢＢＶＡの融資全体の約６割を占めるスペインでは不動産価格の大幅な下落が響き、４－６月期の利益が36％減少した。
　ただ、その一部をメキシコ部門の利益増加とトルコでの投資収益が補った。
　
　 ４－６月期に新たにデフォルト（債務不履行）に陥った融資は計37億ユーロで融資全体に占めた不良債権の割合は４％と、３月の4.1％、１年前の4.2％を下回った。→　ranking
　
　

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