石油化学の基礎原料となる

　　　　　　エチレンの製造プラント

の運営を三菱化学と旭化成が統合する方向で最終調整に入ったことが明らかになった。　
　石油化学業界では過剰設備を解消するため三井化学と出光興産も千葉県市原市のコンビナートでエチレンプラント共同運営に合意しており、再編に向けた動きが加速しそうだ。

　三菱化学と旭化成は岡山県倉敷市のコンビナートでエチレンプラントを１基ずつ保有しておりプラントを運営する会社を共同出資で設立する方針のようだ。

　エチレンは景気悪化で国内需要が低迷し、ここ数カ月はプラントの稼働率が過去最低程度にまで落ちていた。
　　　　

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