2010/10/07 06:36
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中国が緩やかなペースで元の柔軟性を向上させる政策を維持するとした上で、欧州の指導者が米国と一緒になって中国政府に圧力をかけているとして非難した。 温家宝首相(中国)は6日、ブリュッセルでの会議で 人民元が安定 しなければ、中国と世界に災いをもたらすだろうと発言した。 一部の要求に応じてわれわれが 元を 20-40%切り上げ れば、中国の工場の多くは閉鎖され、社会は混乱に陥る。 中国経済が落ち込めば、世界経済にとって良いことではないと語った。 欧州がほかと一緒になって中国に対し元上昇容認の圧力をかけるべきではないと述べ、これを一蹴した。 2010年1-6月(上期)のユーロ圏の対中貿易赤字は6.7%拡大し、481億ユーロ(約5兆5400億円)となている。 米国の対中貿易赤字は16%増えて1190億ドル(約9兆8700億円)だった。 欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のバローゾ委員長は会議で、中国が元の 秩序ある広範な上昇 を容認する必要があると話した。 PR |
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2010/10/05 04:16
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温家宝首相(中国)の演説(4日) ブリュッセルで3日間の予定で開催されるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の冒頭、為替相場を 比較的安定した状態に維持 するべきだと述べ、急速な人民元上昇を求める米国を牽制した。 欧州ソブリン債危機再発の脅威など、世界景気回復を覆う 多くの不透明要素 を強調したうえで、われわれは、マクロ経済政策での協調を強化し、景気刺激策の出口戦略のタイミングとペースを慎重に見守り、主要な準備通貨のレートを比較的安定した状態に維持することが必要であると訴えた。 米国は9月29日、下院本会議で人民元切り上げを迫る対中制裁法案を可決した。上院での採決は11月の中間選挙以降になる。 |
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2010/09/23 04:23
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フェルドシュタイン教授(経済学 ハーバード大学)の発言(22日) 全米経済研究所(NBER)の景気循環判定委員会メンバー 要 件 ブルームバーグテレビジョンのインタビュー 現段階では、米国経済はある種の停滞状態にあるといえると指摘した上で、経済が再びリセッション(景気後退)に陥る確率は30%とみていると述べた。 米連邦準備制度理事会(FRB)が国債の購入を増やしても、緩慢な成長を続ける 米国経済への押し上げ 効果はあまり見込めないと語った。 国内総生産(GDP)の成長ペースは、四半期ごとに鈍化していると指摘した。 なお、景気は減速しつつある。多くの向かい風が存在し、力強い回復を難しくしていると続けた。 NBERは今週、2007年12月に始まったリセッションが09年6月に終息したとの見解を示した。 その上で09年6月を景気の谷だと判断したが、委員会は6月以降の経済状況がそれまでよりも良好、あるいは通常の能力を発揮する水準にまで復帰したとの結論には至っていないと説明した。 |
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2010/09/18 04:29
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ゲーリー・ゴートン教授とアンドルー・メトリック教授は論文で、今年成立した金融規制改革法が 影の銀行システム にある企業に十分対応していないと言及した。 こうした企業は、米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)などの高リスク資産を、一見リスクが低そうな短期証券に形を変えて販売し、それが危機の一因になったとしている。 両教授は、新たなタイプの銀行によりリスクを減らすことを提案している。 なお、新タイプの銀行は、証券化ローンすべてを買い取った上で、投資家向けに自社の債券を発行するという。 |
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2010/09/17 05:51
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ガイトナー財務長官の証言(16日) 要 件 上院銀行委員会の公聴会 中国人民元の上昇を求め、かつ中国企業に貿易での優位性を与える政策に抗議する上で、米国財務省の姿勢に変化が生じたことを示唆し、人民元問題で行動を起こすと確約した。 また、次回の半期為替報告書を通じて中国に一段の圧力をかけるかどうかを米国政府は検討していくと述べた。 当初、4月に提出される予定だった前回の為替報告書は6月に発表された。 この時も中国の為替操作国認定までは踏み込まなかったが次回の報告書は10月に議会に提出される予定である。 同報告書について、時間とともに為替レートの上昇を容認させるという われわれの基本的な利益を向上させる 上で、現時点では特に効果的な手段ではないと話した。 |
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2010/08/30 07:32
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インテル (Intel Corporation) 世界最大の多国籍半導体メーカー 本社所在地 サンタクララ市(カリフォルニア州 米国) なお、Intelという名称はIntegrated Electronics(集積されたエレクトロニクス)の造語。 フェアチャイルドセミコンダクターを退職したロバート・ノイス、ゴードン・ムーア(ムーアの法則で知られる)、アンドルー・グローヴらが1968年7月18日 に半導体メモリーの開発・製造・販売を目的として設立した。 インテル初の製品であるSRAM 3101を1969年4月 に発表(記憶容量64ビット)。 |
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2010/08/29 06:49
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ハーバード大学教授のストック氏とプリンストン大学教授のワトソン氏は27日、ワイオミング州ジャクソンホールで開かれている米連邦準備制度理事会(FRB)のシンポジウムでリポートを発表 全米経済研究所(NBER)の景気循環判定委員会メンバー 高水準での失業が続くなかでインフレが加速し、2004年に見られたような 予測モデルから逸脱した物価上昇 が再び起こる可能性があるとの見方を示した。 04年の物価上昇に対する説明がない状況では、この先数四半期において物価が同様の思いがけない上昇を見せる可能性を排除できないと指摘した。 ストック、ワトソン両氏は、03年10-12月(第4四半期)に1.5%だったインフレ率が1年後に2.2%に上昇したことは、FRBの政策当局者らを驚かせたと説明した。 03年8月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録では、メンバーらが すでに低水準にあるインフレ がこの先上昇する可能性より、インフレ率の大幅かつ望ましくない低下が起きる可能性の方が、若干ではあるものの上回っていると見なしたと記された。 インフレ率は現在、FRBが望ましいと考える水準を下回る。 6月の個人消費支出(PCE)価格指数の食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前年同月比1.4%上昇と、政策当局が望ましいと見なす1.7-2%を下回っている。 |
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