トラックバックURL
2010/08/29 06:49
|
ハーバード大学教授のストック氏とプリンストン大学教授のワトソン氏は27日、ワイオミング州ジャクソンホールで開かれている米連邦準備制度理事会(FRB)のシンポジウムでリポートを発表 全米経済研究所(NBER)の景気循環判定委員会メンバー 高水準での失業が続くなかでインフレが加速し、2004年に見られたような 予測モデルから逸脱した物価上昇 が再び起こる可能性があるとの見方を示した。 04年の物価上昇に対する説明がない状況では、この先数四半期において物価が同様の思いがけない上昇を見せる可能性を排除できないと指摘した。 ストック、ワトソン両氏は、03年10-12月(第4四半期)に1.5%だったインフレ率が1年後に2.2%に上昇したことは、FRBの政策当局者らを驚かせたと説明した。 03年8月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録では、メンバーらが すでに低水準にあるインフレ がこの先上昇する可能性より、インフレ率の大幅かつ望ましくない低下が起きる可能性の方が、若干ではあるものの上回っていると見なしたと記された。 インフレ率は現在、FRBが望ましいと考える水準を下回る。 6月の個人消費支出(PCE)価格指数の食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前年同月比1.4%上昇と、政策当局が望ましいと見なす1.7-2%を下回っている。 PR |
CATEGORY [ 要人発言 ]TRACKBACK [ ]
|
忍者ブログ [PR] |