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# 円高傾向は継続する気配で始まった
2009/05/18 05:39
 東京株式市場は材料が乏しくレンジ内で揉み合う動きになると見る向きが多い。

 景気後退の流れが止まりつつある状況に変化はないものの買い戻す動きが弱く買い手掛かりが乏しいじょうきょうとなっていることから、ボトムでは堅調な銘柄が多いものの上値が限定的と予想される。

 週末拡大する動きが報道されている新型インフルエンザに対する反応が気になるところだが、当初から予想されているもので、視聴率稼ぎに終始するマスコミの加熱報道が指摘されていることもあり反応があるとしても動きは気にすることはなく大きくした押しが起きれば買い場となるだけで、日経平均株価の予想レンジは8900から9400円と予想される。

 日本で確認擬似事例が増加している新型インフルエンザの対処方法にWHOが注目しているが、この動きをタイムラインで追跡することが次回の拡大を防ぐ手立てとも考えられるが、逆に変異を加速させるリスクもあり難しい問題を引き起こしかねない。 

 外為市場では株価の下落に伴いリスクマネーの縮小から円高基調に振れているものの、米ドル/円が企業の想定レート95円を割り込み、90円前半のレベルが続けば、日経平均も軟調になると考えられるが動きは複雑化する可能性が高い。

 ただ、20日発表予定の1―3月期の実質国内総生産(GDP)は弱い数字が織り込まれており、売り材料にはなりにくいとの見方が出ている。 
   

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