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# ECB利下げは成長促す水準まで継続する必要の公算大と仏中銀総裁
2024/11/30 08:54
 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーの
   ビルロワドガロー・フランス中銀総裁
は28日、パリでの講演で、金利がどこで落ち着くかを判断するのは時期尚早だが、生産の重しではなくなるまで引き下げる余地は「まだ十分に」あると述べた。
 さらに、12月の追加利下げはほぼ確実で、当局者は今後数カ月にわたる利下げのペースや規模についてあらゆる選択肢を残しておくべきだとした。
  
 また、「近い将来、インフレ率2%を維持できるであろうことに加え、今なお欧州の成長見通しが低迷していることから、金融政策を景気抑制的で据え置く理由は私には見当たらない」と述べ、「成長がなお低迷し、インフレ率が目標を下回るリスクがある場合」にはさらに踏み込んだ措置も選択肢になり得るとも述べた。  
 
 投資家やエコノミストは、年内最後となる来月の会合でECBが4回目の利下げを行うと広く予想している。
 市場では0.25ポイント利下げが有力視されているが、経済指標の弱さを背景に0.5ポイント利下げに踏み切るとの見方もわずかにある。
  
 ビルロワドガロー氏は「現段階では、12月12日に利下げする理由はいくらでもある」と述べ、「引き下げの規模については、入手するデータや経済予測、リスク評価に応じて選択性を残しておく必要がある」と続けた。
   
     

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