欧州連合（ＥＵ）の欧州議会は、リセッションが深まるなか

　　　　エネルギーのネットワーク
　　　　二酸化炭素貯蔵向け

の補助金として 40億ユーロ（約5250億円）を承認したことで景気刺激策が最終的にまとまった。　　

　この補助金の内訳は、天然ガス網と電力網の相互接続向けが23億 5000万ユーロ、二酸化炭素の地下貯蔵向けが10億5000万ユーロ、オフショアの風力発電向けが５億6500万ユーロとなっている。

　このプロジェクトは、今年と来年のＥＵ予算で賄われる。

　ＥＵ加盟国首脳が３月に承認した額と一致するもので

　　　　インフラ強化
　　　　環境保全技術の促進

を目的としている。　　

　ＥＵは、各国政府とＥＵがそれぞれ講じた対策を通じ、域内総生産（ＧＤＰ）比率で少なくとも

　　　　3.3％に相当する規模

の景気刺激策を実施している。

　ＥＵは今週、2009年のユーロ圏経済が４％のマイナス成長となるとの見通しを示した。予想される落ち込みの幅は３カ月前の予測から２倍に拡大した。
　　　　

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