2009/12/11 05:47
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メルシュ総裁(ルクセンブルク中央銀行)の発言(10日) 欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー 場 所 ルクセンブルク ギリシャの財政赤字の状況は、その規模だけでなく、数字の変動性という面でもわれわれの注意を引いた。 ギリシャの格下げが 懸念すべきシグナル を発信しており、格下げによってもたらされた状況も懸念すべきだと述べた。 なお、トリシェ総裁が繰り返し述べているように、ギリシャ当局は自らの状況を認識しており、われわれは、ギリシャがこの状況を踏まえ必要な措置を講じると確信していると述べた。 PR |
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2009/12/09 05:09
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サレハ金融局長の発言(8日) アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国 要 件 衛星テレビ、アルアラビーヤの番組 政府系持ち株会社ドバイ・ワールドの 債務再編には半年以上の時間 がかかる可能性があると発言した。 ドバイ・ワールドは260億ドル相当の債務の再編を目指しているが、ドバイ・ワールド傘下の不動産開発会社ナキールの債務 35億2000万ドル は12月14日に償還期限を迎える。 ドバイ・ワールドは7日に主な債権銀行であるエミレーツNBDとアブダビ商業銀行、HSBC、英スタンダードチャータード銀行、RBS、英ロイズ・バンキング・グループの6行と協議した。 ドバイ政府は金融危機の発生以来、政府の支援基金からナキールに 約90億ディルハム(約2170億円) を注入している。 財務局によると、この90億ディルハムはドバイ・ワールドの運営資金として注入されたものだという。 ただ、サレハ局長は 支援と保証は違うということ を強調したいとして、設立当初から政府保証がないことは明確にされていたが、政府から多くの支援は得ていたと説明した また、ドバイ・ワールドには債務返済に十分な資産と収入があると言明した。 ドバイ・ワールドの債権者の大半は 長期的な投融資を約束している とも述べた。 なお、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスはこの日、ドバイ政府関連企業6社の信用格付けを引き下げた。 サレハ局長は、債券市場はすぐにまたドバイを受け入れるだろうとし メディアの反応は誇張されていたと思う と述べた。 |
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2009/12/08 05:54
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バーナンキ議長(米連邦準備制度理事会 FRB)の講演(7日) 要 件 ワシントン・エコノミック・クラブ 米国経済が 恐ろしい向かい風 に直面しており、脆弱な労働市場や厳しい信用状況の影響で、景気拡大のペースは 緩やかなものになる可能性 が高いとの認識を示した。 また、インフレ率については落ち着いた状態が続き 低下する可能性 もあるとの認識を示した。 なお、金融状況が全般的に改善しているにもかかわらず、多くの借り手にとって信用状況は依然厳しいものであり、労働市場については引き続き脆弱だと説明した。 また、FRBには物価上昇を抑える手段と責任があるとした上で、インフレ率は今後低下する可能性があると述べた。 FRBは低インフレの維持に全力を尽くしており、失業の増加と安定したインフレ期待により インフレは落ち着いた状態 が続く見込みであり維持することは可能だろう。なお、インフレ率は現在の水準から低下することもあり得ると述べた。 FRBの政策は米経済を崖っぷちから復帰させたと総括した上で、景気回復が自律的なものになると確信できるまでには、なお時間がかかると指摘した。 現時点で私が最も妥当だと考える予想は、経済成長は来年も緩やかなペースが続くというものであり、失業率の低下には十分なペースだが、われわれが望むよりもゆっくりしたものになるだろうと説明した。 米国の7-9月(第3四半期)の実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)改定値は年率で前期比+2.8%となった。 また、先週発表された11月の雇用統計によると、失業率は 10%(前月 10.2%) に低下したものの2桁を維持しており改善する動きは鈍い。 |
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2009/12/07 06:05
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ギブズ報道官(ホワイトハウス 米)の発言(4日) 要 件 雇用統計発表後の記者会見 11月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少幅が大きく縮小したことについて 切望していた前進 であるとし、オバマ政権は残りの金融救済資金を雇用創出に充てることを検討していると述べた。 ただ、オバマ大統領が8日に予定されている経済に関するスピーチで 景気刺激策の第2弾を発表することはない と述べた。 |
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2009/12/07 05:51
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ゼーリック総裁(世界銀行)の発言(5日) 場 所 インド 要 件 インド準備銀行(中央銀行)のスバラオ総裁との会談後 アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系持ち株会社 ドバイ・ワールドの債務危機 について、対処可能であり食い止められるだろうとの見方を示した。 世銀はインド経済の回復に勇気づけられており、同国のより大きなプロジェクトへの融資を検討する可能性があると明らかにした。 |
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2009/12/06 06:02
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ローマー委員長(経済諮問委員会 CEA 米)の発言(4日) 朝方発表された11月の雇用統計で 非農業部門雇用者数の減少幅が大幅に縮小 したことは、金融市場の安定化や景気回復が労働市場の回復につながる可能性を示す これまでで最も有望な兆候 と約2年前の景気後退期突入以降、雇用が最も安定的と呼べる状況となったと述べた。 ただ、プラスであれマイナスであれ、単月の数字を深読みし過ぎるべきではないとも警告した。 |
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