電池正極材料が主力の

　　　田中化学研究所

の株価が52週高値を更新した。

　午後取引途中に希少金属の

　　　　コバルト

を原材料価格が10分の１程度の鉄に代替させ、製品価格を大きく下げるリチウムイオン電池用正極材料の開発に成功したと同社と国の

　　　　独立行政法人　産業技術総合研究所

が連名で発表した。

　従来より低コストで電池メーカーなどに提供できる可能性を示した。

　両社の共同研究グループはこのほど、リチウム、鉄、ニッケル、マンガンからなる酸化物正極材料を開発した。
　従来はコバルトが含まれていたため、正極材料も高価となっていた。

　

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