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# トクヤマ 4043 第2四半期以降収益は改善に向かう見通し
2009/08/18 06:49
 塩ビ国内大手、半導体用主体の多結晶シリコン世界2位級、ソーダ化学発祥で自家発電が強みがある。

 10年3月期第1四半期の連結決算ではカセイソーダ、食品包装用のフィルムなどが好調だった。
 ただ、セメント事業の不振や、多結晶シリコンの第2四半期への出荷シフトなどが響き、売上高

   612億9700万円(前期比22.1%減)

で、営業利益21億5200万円(同71.1%減)、純利益7億4900万円(同83.1%減)と大幅減収減益となった。

 景気後退の時期に重なり半島の動きが余り出ていない時期のため致し方ないが、四半期ベースでは、第2四半期以降収益は改善に向かう見通しが強くなっている。

 9月中間期の連結営業利益は75億円(前年同期比48.8%減)、10年3月期の連結営業利益は200億円(前期比12%減)と従来予想を変えていないものの第2四半期の営業利益は53億4800万円と、第1四半期比で2.48倍に増加する動きになるという。

 この伸びの大半が多結晶シリコンの出荷増勢によるものとしており、急速な業績の回復を期待したい。
   

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