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# アームを巡り米FTCやEU、韓国の当局にクアルコムが苦情を申し立て
2025/03/27 07:14
 米国の半導体大手クアルコムはソフトバンクグループ傘下の英国
   アーム・ホールディングス
について、「反競争的な行為」に従事しているとして、米連邦取引委員会(FTC)や欧州連合(EU)行政執行機関の欧州委員会韓国公正取引委員会に苦情を申し立てた。
 この事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件にメディアの取材で明らかにしたとの情報が市場に流れている。
 情報によれば、クアルコムは各国・地域の当局との非公開の会合や届け出などで、過去20年余りにわたり
   オープンネットワーク
を運営していたアームが、同社テクノロジーへの
   アクセスを制限
することで、競争を阻害していると主張している。
 スマートフォン向けプロセッサー生産で世界最大手のクアルコムは、アームの最大顧客の1社で長年のパートナー企業だが、両社はコンピューティング半導体市場で有利な立場を得ようと対立を深めている。
 アームが電子メールで配布した声明で、自社の正しさが証明されると自信を表明している。
 また、「技術革新の強化、競争の促進、契約上の権利・義務の尊重に引き続き注力する」とした。
 その上で、「非競争的行為のいかなる主張も、本質から目をそらし、当事者間で現在進行中の商業的紛争を自社の競争上の利益のために拡大しようとするクアルコムによる必死の試み以外の何ものでもないと」とコメントした。
  
  

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