2012/11/22 19:23
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カタルーニャ自治州のマス首相は 州選挙 を25日に前倒しで実施することを決め スペインからの独立 に向けた推進力に弾みをつける賭けに出た。 地方選挙で住民の意見を問いかけ、議席の確保によってはスペインからの独立が行なわれる。 ただ、資金的なバックアップの関係から欧州中央銀行(ECB) に依存せざるを得ない地元の銀行の現実が、その妨げになる恐れがある。 カタルーニャの銀行は現在、ECBから 約600億ユーロ(約6兆3500億円) の資金供給を受けている。 また、スペイン銀行3位のカイシャ銀行の報告書によれば、ECBからの資金供給額は 約200億ユーロ に上り、5位 のサバデル銀行も 約270億ユーロ に達するといった状況でECBへの資金依存は大きい。 自治州の独立では金融機関の支援でスペインとの結び付きを断つだけでなく、欧州連合(EU)の外で孤立する危険を冒すことも意味している。 カタルーニャの銀行も他のスペインの銀行と同様、債券市場から締め出され、ECBが低金利で供給する資金に依存せざるを得ないのが現状となっている。 カタルーニャはユーロにとどまる以外ないという現実を棚に挙げての独立行為は無謀であり、自滅の道を選ぶこととなる。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 ![]() 人気ブログランキングへ ひとこと 独立には資金がいることがわかっていないような政治家の口車に乗れば破滅だろう。 特に、食料等が自給できない状況では尚更だろう。 貧困に陥る可能性がある選択をするかどうかだ。 PR |
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