ベルルスコーニ首相（イタリア）は１０日、ラクイラサミットで開催された主要８カ国（Ｇ８）に新興５カ国（Ｇ５）などを加えた

　　　Ｇ１４

が今後Ｇ８に代わり、主要経済問題の決定で中心的役割を担っていくとの見方を示した。　

　首相はＧ８会合後の記者会見で

　　　今後はＧ１４が力を強め

世界のガバナンスにおいて基調的影響力を持つことになると考えると語った。
　　　
　Ｇ８に中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカの新興国とエジプトを加えたもので地域における中心的な指導力があり、資源大国とも呼べる国々のため、商品市況へのインパクトが強く出てくる可能性も高く、所有する外貨準備高の多さから米ドルを基軸通貨とする考え方からは一定の距離を置く動きが出やすいため、これからは力を増していく見込みだ。
　　

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