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# 住宅ローン組成のうち変動金利ローン(ARM)の割合は1%ほど
2010/02/02 06:21
ジョン・クレーナー氏の調査リポート(1日)
 エコノミスト(サンフランシスコ連銀)

 米国連邦準備制度理事会(FRB)が2009年1月に住宅ローン担保証券(MBS)買い取りプログラムで買い取りを始めて以来、固定金利住宅ローンに対する流通市場からの需要が大幅に増加したと指摘した。
 昨年の住宅ローン組成のうち変動金利ローン(ARM)の割合は1%ほどに縮小し、30年物住宅ローンの金利が低下した可能性がある。

 なお、30年物ローンの固定金利が6.25%まで上昇していたら、ローン組成に占めるARMの割合は約30%に達していただろうと予想した。
   
  

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# 中国では最低賃金を最大約15%引き上げ
2010/02/01 04:51
 韓正市長(上海市)の発言(31日)

 記者会見で、09年に賃金を引き上げなかったことを考慮し、今年は現在の水準より約15%引き上げ960元(約13,000円)が、4月1日から1,100元前後になる見通しであることを明らかにした。
   
 中国では国内の景気回復を背景に、2年ぶりの賃金上昇圧力が各地で鮮明になっている。

 なお、日系企業が多数進出する江蘇省も2年ぶりの引き上げを決めており、2月1日から蘇州や無錫など中心的な工業地区の最低賃金を850元から960元に約13%引き上げ調整することを決定している。
 
 中国はリーマンショックに伴う景気後退等による金融危機の影響で2009年の賃金引き上げを見送っていた。
  
 しかし、政府の景気刺激策が功を奏し、09年の国内総生産(GDP)成長率は年8.7%、特に10~12月は10.7%と高い伸びとなった。
 こうした急激な景気回復とともに、不動産価格が上昇し、インフレが加速する傾向が強まったことで労働者の賃金上昇への関心が高まっていた。
 世界の工場として多くの外資系企業が集まる広東省では、注文の急増などで人手不足が深刻となっており、東莞市トップの市委書記が

   引き上げが妥当


と言明した。
 そのほか、北京市や重慶市も年内の引き上げを決めている。
   
 人件費の節約等労務賃金のみで進出した日系の企業の多くが影響を受け、特に縫製関係の業務など人海戦術的な作業を取り入れている企業への影響が大きくなると考えられる。

  

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# インド中銀 現金準備率(CRR)を2段階引き上げを実施
2010/01/30 07:19
 ゴカーン副総裁(インド準備銀行 中央銀行)の発言

 利上げを実施すれば景気回復の一段の信頼感を示す可能性があるとした上で、状況によっては

   循環半ばに措置
  
を講じる可能性もあると述べた。  

 経済回復が見られることはこれまでも指摘してきたが、依然として一様ではない。それが利上げに反対する最も強い根拠となるとわれわれは考えたと語った。

 また、必要性が生じれば、非伝統的な措置を講じる可能性もあるとした。

 インド中銀はこの日、現金準備率(CRR)を2段階に分けて、予想を上回る75ベーシスポイント(bp)引き上げ、5.75%にすると発表した。


 この措置は、インフレ高進について警告したもので数カ月以内の利上げの可能性を示唆する格好となった。
   

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# 利害の対立を避けるため日々の業務には関与しない
2010/01/29 06:01
 ダレル・イサ議員(下院共和党、カリフォルニア 米)の発言

   要 件  ブルームバーグラジオとのインタビュー

 ガイトナー財務長官が前職のニューヨーク連銀総裁職にあった最後の数週間(2008年11月下旬)ニューヨーク連銀での日常業務から退き、しかも署名文書の手配を承認することを怠り、自身に代わる責任者を明確にしておらず
   
    まったく自らの職務を果たしていなかった

と指摘した。

 同議員は残念だとし、ガイトナー長官が利害の対立を避けるため日々の業務には関与しないと明らかにしていれば、職員は同連銀副総裁を総裁代行として認識し、かつ接していただろうと続けた。
   

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# グラス・スティーガル法が廃止されたのは間違い
2010/01/28 05:41
 ヌリエル・ルービニ教授の発言
  ニューヨーク大学

 スイスのダボスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で27日に行われたパネルディスカッションで商業銀行業務と投資銀行業務の分離を定めていた

   グラス・スティーガル法

が(クリントン大統領時代の)1999年に廃止されたのは間違いだったとの見解を示した上で、オバマ大統領が示した米国の金融規制変更案の
 
   方向は正しい

と評価した。

 また、金融機関が元通りの慣行に戻りつつあることへの懸念も表明した。

 さらに、信用市場が

    依然として極めて逼迫

していることや政府債務が膨らみ続けていることなどが重しとなり、世界の景気回復はトレンドを下回ると予想した。

 オバマ大統領は先週、銀行の規模抑制と金融機関によるプライベートエクイティ(PE、未公開株)ファンドやヘッジファンドへの投資禁止を盛り込んだ新規制を提案した。 
 

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# 財政統計が不正確な国による通貨同盟への参加
2010/01/27 07:45
 トリシェ総裁(ECB)の発言

 トリシェ総裁はドイツ誌フォーカスとのインタビューで、事実を反映しない予算数値をわれわれが受け入れることは二度とないと述べた。
 ギリシャのように財政統計が不正確な国による通貨同盟への参加は、ユーロ圏の当局者が再び認めることはないと強調した。(関連記事)

 また、財政赤字が対国内総生産(GDP)比で13%近く膨らんだギリシャについて、ユーロ導入国に財政赤字をGDPの3%以内に抑えることを求めた安定成長協定を順守してこなかったと指摘した。

 同国を含むユーロ圏諸国は国家財政を立て直すためにできることはすべてやる必要があると述べた。
    

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# 世界の主要国中で日本が最高の投資先
2010/01/21 05:16
バイロン・ウィーン副会長の発言
 米投資会社ブラックストーン・グループ

  要 件 ブルームバーグラジオとのインタビュー

 2010年は景気回復に伴い、世界の主要国中で日本が最高の投資先となるとの見通しを示した。

 東証株価指数(TOPIX)の年初からの上昇率は4.1%と、他市場と比べて最も高く同指数の構成銘柄は過去12カ月に合計1株当たり40円の損失を出した後、2010年は黒字に転換すると見込まれている。
 ただ、同指数のリターンは2009年には、主要20株価指数の中で最低だったことから他の市場の回復力に比べで遅れ感が強い。
 

 日本株を売れる投資家はすでに売っており、バランスが崩れた状態にあり、主要先進国の中で最も株価上昇が見込まれるのは日本となる可能性が高い。急成長ではないが、よくなってきていると述べた。

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