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# 金融当局が景気刺激策を実施する必要性は低下
2011/03/26 06:32
 エバンス総裁(シカゴ連銀 米)は、25日、シカゴ連銀での記者団との会合で現行の
    6000億ドルの米国債購入
計画以外に金融当局が景気刺激策を実施する必要性は低下していると指摘した。
 また、刺激策に変更を加えるとしても、このプログラム終了後しばらくしてから検討すべきだとの考えを示した。

 景気は確実に毎月改善し続けていると発言、6000億ドルの購入を完了した時点から
    政策軌道の変更を検証
するまでに一定の期間を要すると見込むのは当然だと述べた。

 個人的には、昨年秋に想定していたほどに購入規模を増額する必要性はないと考えると述べた。
 昨年秋には、6000億ドルはプログラム開始として好ましい規模で、適切な時期に状況を見直すことになると考えていた。

 さらに、現在の環境において
    緩和政策は正しい決定
だとなお考えるとし、現行の低金利は引き続き適正で、長期にわたり適正であり続けるだろうと語った。
 
  

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