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2008/08/16 05:44
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クオモ司法長官(ニューヨーク州)は15 日、メリルリンチが自主的に申し出た 100億ドル相当 の入札方式証券(ARS)買い戻しでは投資家保護のためには不十分だとし、同社を 近く提訴する可能性 があることを示唆した。 同長官はARS問題でワコビアと和解したことに際して記者会見し メリルとは満足できる条件 に達することができていない。わたしのやり方に応じてもらいたいと話した。 クオモ長官は、計画を 自主的に発表した金融機関 もあるが、顧客が苦しんでいる時に、自主的という言葉は適切ではないと批判した。 なお、メリルは7日、投資家が売却できず凍結した状態の100億ドル相当のARSを来年1月から額面で買い戻す方針を発表した。 クオモ長官はこれに対し、メリルの提案を精査すると述べていた。 シティグループやUBS、JPモルガン・チェースがARS問題で当局と和解したのに対し、メリルが拒否したため、クオモ長官の怒りを買ったようだ。 同長官は今週、モルガン・スタンレーの自主的な買い戻し計画を批判した。ただ、モルガン・スタンレーとはその後、和解に至った経緯がある。 PR |
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