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2008/06/15 06:13
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主要8カ国(G8)財務相会合が閉会した。 大阪で開かれていたG8では、世界経済の安定と成長確保のため 個別あるいは共同して適切な行動 をとっていくことなどを盛り込んだ共同声明を採択した。 米国が米ドルの安価是正に動き出すなかで注目されれた為替については、声明での直接的な言及はなかった。会議終了後会見した額賀福志郎財務相は、G8会合では、為替問題について特に議論はなく、協調介入などの話もなかったことを明らかにした。 世界経済は、長期的に強固であることを確信しており、新興市場国は力強く成長しているとしながらも、引き続き不確実性に直面しており、下方リスクが依然存在するとの懸念を表明した。 米国住宅価格の下落や金融市場の緊張が高まる場合には、経済見通しに悪影響を与えるおそれがあると警戒した。 一方で、原油・食料価格の上昇が世界の安定成長に重大な試練を提起していると指摘した。また、世界的にインフレ圧力を高めるおそれがあるとした。 米国経済の先行きでは、ポールソン財務長官は終了後の会見で、原油価格の高騰が、経済の低迷を長期化させるリスクも認識していると述べている。 |

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