ケネス・ルイス最高経営責任者（ＣＥＯ）の発言（29日）
　　　　バンク・オブ・アメリカ（ＢＯＡ　米銀）
　　　　要　件　　投資家会議に出席

（発言概要）

　米国の住宅金融のカントリーワイド・ファイナンシャル買収に向けた手続きは完了に向けてすべて順調な動きで進展していると述べた。
　ＢＯＡは先週売り出した優先株で約130億ドル（約１兆3900億円）を調達しており、これ以上増資する必要はないとの見解を示した。

　29日のニューヨーク株式市場でカントリーワイドの株価は前日比最大8.6％高まで買われた。

　投資家の間では、カントリーワイドがアンジェロ・モジロＣＥＯの約束した年末までの黒字確保が達成できない場合、ＢＯＡによる買収条件が見直されるとの観測が広がっていた。
　
　なお、カントリーワイドは今月11日に、約40億ドル相当の株式交換方式でＢＯＡに身売りすることで合意が成立している。



　カントリーワイドが29日発表した10－12月の期決算は

　　　　　　　　４億2200万ドル（１株当たり79セント）

の純損失だった。
　前年同期は６億2160万ドル（同 1.01ドル）の黒字だった。　

　　

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