忍者ブログ
# サービス業を中心とした投資機会の制限緩和(中国)
2009/07/19 05:46
 周小川総裁(中国人民銀行 中央銀行)の講演(17日)

   要  件  北京でのセミナー

(発言概要)

 民間企業の投資を促進し、企業の貯蓄率を引き下げるため

     行政上の規制などを緩和

すべきだとの見解を明らかにした。

 サービス業を中心に投資の機会が制限されているため、中国企業は利益を内部で留保するか製造業界などに注ぎ込み、過剰設備につながっていると指摘した。

 具体的に海外からの投資や民間の投資を規制している産業として、郵便や電気通信、金融サービス、教育を挙げた。  

 中国企業が利益を留保しているため、同国の貯蓄率が上昇し、経常収支が黒字となって、外貨準備が増加していると述べた。

 中国企業の貯蓄率は1992年から2007年に2倍に上昇して22.9%となっており、同期間の家計の貯蓄率は平均約20%だったという。
    

拍手[0回]

PR

CATEGORY [ 要人発言・講演 ] COMMENT [ 0 ]TRACKBACK [ ]
pagetop
<<野心的な政策課題 | HOME | ダウ欧州600指数が週間ベースで昨年11月以来で最大の上げ>>
コメント
コメント投稿














pagetop
trackback
トラックバックURL

pagetop
FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ [PR]