普通株や劣後債の発行などを選択肢として最大で2,000億円の資本増強を検討中で、引受証券を通じて早ければ9月にも国内外の投資家に販売する方向と報じられたことを受け、7月中旬に報じられた増資観測が蒸し返され、改めて増資に伴う1株利益の希薄化や、株式需給の悪化が警戒された。
　　　　
　日本電気のＨＰ　（6701）

（相場の模様）

　一目均衡法の雲は上向きの流れが高値380円で動きが止まり水平方向に向きを変化させた後に収束。下に垂れた後に再度水平方向に動き始めており、下縁（先行スパン１）が収束して厚みが薄くなっている。
　
　取引は、安値280円割れからの買い戻しで雲の中を進み360円まで到達したが、売りが入り雲の下まで押し出された。
　
　目先、売りが続くと300円近辺までポジション調整が入る見込みだ。

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