ドイツ経済技術省が発表した５月の鉱工業生産指数（季節調整済み）は

　　　　前月比＋３．７％

に上昇し、４．１％の上昇を記録した１９９３年８月以来約１６年ぶりの大幅な伸びとなった。

　市場予想では前月比０．５％上昇で予想レンジは１．０％低下─２．０％上昇だった。


　こうした経済指標は独鉱工業セクターに幾分安心感を与えており同セクターの景気後退は底を打っていることを市場に示している。　

　なお、４月の鉱工業生産指数は、前回発表のマイナス１．９％からマイナス２．６％に下方修正されており、やや揺らぎが大きいようにも見える。
　　　　

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