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# G8 シリア問題で米欧首脳とプーチン大統領との距離広がる
2013/06/19 20:46
 英国の北アイルランドで開幕した
   主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)
では、シリアのアサド政権への対応をめぐり、オバマ米大統領は欧州首脳側と共同歩調を取った。
 
 
 シリア政権を支持するロシアのプーチン大統領との溝が一段と広がった。
 
 
 G8首脳はシリア政権と反体制派双方の平和的交渉による解決の方策を探っている。
 
 プーチン大統領は17日、G8サミット開催中の北アイルランドで行われたオバマ大統領との会談後
   もちろん、われわれの意見は一致しない
が、全員にシリアでの暴力を止める意志があると指摘した。
 
 
 シリア内戦での死亡者は9万3000人以上に上る状況にあり
   オバマ大統領
はわれわれの見方は異なっていると述べた上で
   暴力抑制
は共通の関心事項だと付け加えた。
 
 
 G8サミットに出席中の一部の欧州首脳は、国際首脳会議では珍しく、シリアのアサド大統領を支持しているとしてプーチン大統領を公然と非難した。
 
 
 米国が先週、シリアの反体制派への小型武器の供給を決めたことでプーチン大統領との溝が深まった。
 
 オバマ大統領は17日夜放送されたPBSテレビの
   「チャーリー・ローズ・ショー」
のインタビューで、シリア内戦には
   「慎重かつ調整の取れた」方法
で関与すると強調した。
 
 
 
ひとこと
 軍事バランスの問題だ。地政学的な位置関係からいえばロシアもNATOもあとには引けない。
 シリアからキプロスに軍事位置を移す意図があるロシアが思うがままになっていない。
 
 今年就任したキプロス大統領が当選した理由としてはキプロスから英国空軍を追い出すことがあった。
 トルコではNATO空軍基地の利用がどうなるか...
 
 
  
 
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